徒然なるままに・・・ぶらぶら

 

平成16年(2004年)

ぶらぶらも、徒然なるままにアップする気ままなコラムPart2☆⌒(*^∇゜)v

2004年もアッという間に過ぎていくかと思います・・・時の流れに流されず「のほほ〜んと、気ままに・・・」をモットーにぶらぶら。。。

管理人とPちゃんであまり知られていない歴史ある城下町・伏見町史跡なども徒然なるままに・・・不定期ですが紹介していきたいと思います。

睦月(一月)

竹田のエンザサンザ(道切り)

竹田のエンザサンザは道切りと云われる風習です・・・道切りとは、村落に悪霊などが入れないよう縄を張り、村の境界に注連縄などを飾り結界を標す事を云います。村人の生活拠点である為、安全と清浄を祈願しました。昔は、単に耕地や隣村があると云うだけでなく、悪霊、祖霊、神仏などの住む他界とも考えられていました。特に悪霊、疫病神は道を伝ってやってくると考らえ、村境に注連縄などを飾って悪霊防除(結界)を祈願しました。注連縄などで道を区切る事を道切りと言います。村境を守る標し(結界)は、悪霊、疫病神の侵入禁止の意味で道祖神、御幣、藁細工、縄を張るなどと伝わります。道切りは結界の意味だけでなく、村中の災いなどを排除し、五穀豊穣・村内安全などを祈願したと伝わります。以前は全国的に行われていた風習ですが、現在は数少ない地域にしか伝承されていないようです。

表(北東)鬼門のエンザサンザ

裏(南西)鬼門のエンザサンザ

竹田の方に"延座参座"の事を聞き見に行ってきました。現在、「エンザサンザ」は、地元9軒(10名)で作っているそうです。一昨年に差配していた大長老・Iさんがお亡くなりになったそうですが、後継者が頑張って存続されています。日野の「修正会(裸踊り)」、三栖神社の「左義長」など、今も伝承されている地元の方達に敬服致します。

エンザサンザ(注連縄:しめなわ)

御神木のクスノキと祠

竹田丈六町では古来"延座参座"という講があり、毎年正月の8日に講の人達(地元9軒)で清浄なワラをもって15mあまりの注連縄(しめなわ)2本を作り、更に小さな注連縄に御幣(ごへい)を付けて12本(閏年は13本)垂らします。他に13神将の名を書いた絵馬(木札)を中央に掲げてあります。

エンザサンザ(注連縄:しめなわ)竹田小学校正門前<表(北東)鬼門>

御神木のクスノキ2本に渡してありますが以前はクスノキがもっとあったそうですが切り倒したそうです。切り倒した人が祟りにあったという伝説もあり今は御神木の傍に祠が建てられています。

エンザサンザ(注連縄:しめなわ)近鉄竹田駅東側南へ下がる<裏(南西)鬼門>

13神将の名を書いた絵馬(木札)は安楽寿院の庫裏(以前は薬師堂でご祈祷されていたが焼失した。)で天下泰平、悪役退散のご祈祷を受けています。その際、住職が梅の杖で床をバンバン叩きながら薬師経を読む。昔は住職の打つ音に合わせて外で子供達が縁を叩いたそうです。北は竹田小学校の正門前、南は近鉄竹田駅の東南傍にあり、町の鬼門位置に祀られています。これをくぐると1年間は悪疫にかからないと伝わります。「エンザサンザ」と呼ばれるのは、注連縄を綯う時の掛け声からきたとも伝わります。因みに2003年の「エンザサンザ」は天候不順の為に切れてしまったそうです。

Tourist 2004.1.19(M) 

注連縄(しめなわ⇒結界)

注連縄、標縄、七五三縄、〆縄、とも書かれます。一本の縄が境界を意味し、占有の意味、立入禁止の結界を意味します。注連縄には清浄、神聖な場所の境界を表す為に張り渡され、神社などに飾られたり大岩、ご神木、井戸、瀧、寺院などにも飾られます。正月、玄関に門松や注連縄を飾るのも無病息災・家内安全を願っての事です。

酒蔵の注連縄(月の桂)

丁寧に綯られ白布を巻かれた注連縄は蔵人さん達の手造りで、見た目にも珍しく異彩を放っています。酒が美味しくできますよう、感謝と祈りを込めて今年も酒造りが始まりました。

酒蔵の注連縄(月の桂)

色々な注連縄がありますが、夫々の規模に見合った注連縄が飾られ神域、聖域の厳粛な雰囲気を醸し出すのが注連縄であるように感じました。

Tourist 2004.1.26(M) 

如月(ニ月)

大栄寺
水島幸庵顕彰碑

水島幸庵は安永年間、伏見奉行・小堀和泉守政方(まさみち)の侍医であった。ある日の事、政方の喉に魚の骨が刺さり無事に治療し褒美として竹の柱に瓦葺の重き屋根の庵を望みました。政方は嘲笑しながら「その様な不安定な庵を何故所望するのか?」と問いました。幸庵は「その不安定な庵こそ今のお奉行の政治である・・・」と涙ながらに諫言しましたが、妾のお芳が激怒し政方もその剣幕に押され幸庵に蟄居を命じました。幸庵は憤然とし天命元年(1781年)5月28日、自宅で自刃しました。奇しくも「天明の伏見義民一揆」が起こる少し前の出来事でした。実父・水島慶庵の墓所に合葬されましたが、現在は無縁墓となっているそうです。門前に水島幸庵顕彰碑が建てられています。

大栄寺本堂 四面石仏(鎌倉時代) 四面石仏

松顔山と号し浄土宗知恩院派の寺ですが創建が天正14年(1586年)と伝わる以外は由緒などは不詳です。

十三重石塔の塔身に釈迦(前)、阿弥陀(右)、薬師(左)、弥勒(後)の四仏を厚肉彫りで刻んだ鎌倉末期の作です。

四面石仏 千手観音祠(右)と大日地蔵尊祠(左)

寺伝によれば伏見城内から移されたと伝わります。

千手観音像、四面石仏など創建時は栄光があったと思われています。

千手観音像 大日如来地蔵尊 宝福寺

表情や気品など凄く良いと思います。

石仏(地蔵尊)にしては少しスリムに感じましたがホッとします。

久祥山と号する曹洞宗永平寺派の寺で元伏見九郷の一、森村〔御香宮の南〕にあり瑞光院といったが応仁の乱後、現在の革屋町に移転。

宝福寺本堂 道元禅師入越足跡夢街道慕古の旅発願碑

慶長4年〔1599年〕薩摩国宝福寺の住職・日考芳旭〔ほうきょく〕和尚が、中興となって宝福寺と改めた。本堂には、聖観音像〔鎌倉〕は元、三栖にあった竜谷寺の旧仏と伝えます。

曹洞宗開祖・道元は、13歳で比叡山に入り、次いで建仁寺で栄西に禅を学び、入宋して天童寺の如浄に師事、帰国後に深草興聖宝林禅寺を開きました。44歳で延暦寺の圧力により京都を出て、翌年に越前・志比荘に永平寺を創建しました。平成8年(1996年)、道元750回大遠忌を前に宝福寺檀家有志等が、その入越の足跡250kmを行脚しました。

坐禅堂(金毘羅堂) 大天狗面 子安観音と子安地蔵

本堂の前にあり本尊金毘羅像は、伏見城の学問所にあったものと云われ軒下にかかげる木彫の天狗面は古来、触ると祟りがあると恐れられていましたが近年、天狗の鼻を男性々器に見立て子授け信仰の一つになっています(; ̄ー ̄A

寺内にある二個の石で子のない婦人が、この石をまたぐと懐妊すると云われる一種の跨〔また〕げ石があり境内には子安観音、地蔵尊もあり子授けの寺として豊臣秀吉、淀殿とも所縁があると伝わります。

Tourist 2004.2,09(M) 

伏見・大手筋界隈に売れっ子のお笑いコンビ・シャンプーハット(てつじ&小出水)、見参!

シャンプーハット(テッちゃん、こいちゃん)は中々のハンサムボーイズ?です(^_-)-☆

Oちゃん、テッちゃん、Pちゃん、人生の我師・松本の親父様、こいちゃん達と全員集合!!!o(*^▽^*)o

当方が発信しているとあるホームページが、なななんと朝日放送の目に留まり、番組参加を要請されるハメに・・・祭りは終わっているので花傘の再現が無理な事と昨年、勇退したのでお断りしたのですが・・・キャラが災いしてしまい?・・・悪ガキ時代のエビソードを披露する事に・・・家族始め、大手筋界隈をも巻き込む事となりました?!幾つになっても周りを巻き込んでしまいます。なんでこ〜なるの?!(・_・)ヾ(^^; オイオイ

若い子達に大人気のお笑いコンビ・シャンプーハットが伏見風呂屋町に出現!さすがに買い物客や通行人など騒然としました。なななんとPちゃん、Oちゃん(姉)も出演。Oちゃんと一緒に縄跳びをしているのは、小出水ちゃん・・・後方はテツジちゃんです。でも、なんで縄跳びなん?(?_?)

今回の件で改めて情報発信の凄さ、怖さ・・・何より責任の重さを痛感しました。右手を上げている(合図)方がディレクターFさん(探偵ナイトスクープなども担当されている。)ですが・・・指示を無視して自分のペースでやってしまい撮影スタッフさん達がハラハラ?(^^;);・・・此処まできたら、何でもありでやっちまえ〜!!!って事で奥義・爆流破炸裂!!!やっぱりね!┐(^ー^;)┌

あらら〜Pちゃんの姿も`s(・'・;)・・・子供達の前で松本夫婦によって悪ガキ時代を暴露され親の威厳が面目がサヨウナラ〜?!悪夢じゃ〜(↑o↑)ハハハ

収録時間も軽くオーバーしてしまいましたが爆笑に包まれての無事終了。o(>w<)〇゛

終了後、Pちゃん達となごやかな一幕。しかし、放映後のイメージが・・・?(゜_。)?(。_゜)?

一緒に出演をお願いした松本夫妻です。親父様には、幾つになっても叱られますが、崇拝している大切な人生の羅針盤(師)です。当方が横道にそれた時は羅針盤が狂ったという事で・・・?!(・_・)ヾ(^^; オイオイ 長い収録でした、本当にお疲れ様でした!<(_ _)><(_ _)>

Tourist 2004.2.16(M) 

 

徒然なるままに・・・Part2!

 

このコラムは「徒然なるままに・・・夜歩き散策」の続編的コラムで昼間の伏見界隈をぶらぶら散策する不定期コラムです。

2004年も徒然なるままに・・・のほほ〜んと伏見界隈を紹介して行きますので徒然なるままに・・・のんびりと楽しんで下さい。

 

水無月のぶらぶら散策 水無月のぶらぶら散策

 

 

 

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