醍醐の由来
醍醐の山に理源大師が登られた時、仙人が現れ、この水は醍醐味(大変に美味)であるとその水を教えました。
大師はその水を元として大伽藍を創立し上醍醐、下醍醐の寺が出来たと伝えます・・・
慶長3年(1598年)、豊臣秀吉は下醍醐の再建に着手。3月15日、民衆をいやすため『醍醐の花見』を盛大に催しました。
日野は、日野家の領地で、法界寺には藤原時代の平安貴族文化が、現存します。
親鸞聖人生誕の地でもあり、鴨長明が『方丈記』を記した所(長明方丈石)でもあります。
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醍醐味とは「乳酪蘇中の微妙第一にして能く諸病を除き、諸々の有情をして心身安楽ならしむ」と説いています。
醍醐味(チーズやヨーグルト味?)とは、人生で味わっても味わい尽くせない微妙なものをいい仏教の教えを糧として「醍醐」とも言います。
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